心の備忘録

普段考えていることの記録です!

服は楽しい

私は服が大好きだ。欲を抑える必要があると頭では分かっているが、どうしても買ってしまう。今は服よりも大事なものに気を取られているので服欲が落ち着いている。

本格的に服にハマるきっかけとなったのは大学4回生の時にしていたセカンドストリートでのアルバイトだ。当時仲良くしてくれていた先輩が服好きで知識があったため、無知だった私はいろいろ教えてもらっていた。そのおかげでドメブラやインポートを知り、自分でディグるようになって今に至る。

私のファッション遍歴を振り返るとストリート(X-LARGE.WHATZIS等)、アダストリア、ファスト、古着→ドメブラ→インポート、古着といった感じだ。

しっかりと段階を踏んでいる。この経験値がセンスに直結する。今でこそインポートを着るが、服好きになりたての頃にそれらは着こなせなかっただろうし、顔付きや体格的にも似合わなかっただろう。

これは服に限った話ではないが、センスとはかけた時間とお金が多いほど磨かれていくものだと私は思う。

例えば、2年前はかっこいいと思えなかったものがかっこいいと思えるようになることがある。その逆も然り。それは経験によって自身のセンスが変化しているということだ。

「服」が知識を付け、時間とお金を好きなことに使う素晴らしさを教えてくれた。ファッションにこだわり、かっこよくなれたことで自信が付いた。また、良い服を着るなら良い体を作った方がいいという意識が芽生え、筋トレも始めた。食生活にもこだわるようになった。次は人としての内面を磨かなければという意識が芽生え、読書を始めたり、生活習慣を改善したり、スキルを身に付けるために何かを頑張ろうという気持ちを持てるようになった。このブログはライティング技術を身に付けるためのトレーニングだ。

すべてが服のおかげかどうかは分からないが少なくとも服を好きになったことで今の自分がいるし、そのことには満足している。

何かに没頭することは素晴らしいことである。

 

さて、ここからは私が好きなブランドについての話をしよう。

まずは、DRIES VAN NOTENというブランドについて。

好きになったきっかけは19AWのコレクションだ。モノトーンのスーツスタイルに特徴的なタイダイ柄。当時の自分はセットアップに憧れがあり、それも相まって刺さったコレクションだった。成人祝いで父親にこのシーズンのタイダイ柄スウェットシャツを買ってもらった。今でもお気に入りの1つだ。

DRIESの魅力はベーシックなアイテムと柄物のアイテム、どちらを作らせてもクオリティが高い点だ。

DRIESといえば花柄のイメージがあり、プリントや刺繍でそれらが美しく表現される。その繊細なグラフィックデザインが魅力の1つだ。それだけでなく、シンプルな無地のアイテムも素晴らしい。素材感や色味、シルエットが計算されており、DRIESの技術力が光る。ベーシックなアイテムほど差別化を図るのが難しいが、「DRIESのこれが欲しい」と思わせる魅力的なアイテムが数多くある。

価格は決して安価ではないが、それに見合った質の商品を提供しているブランドだと感じる。

 

次はBRYAN JIMENEZというブランド。

NEW YORKを拠点に2015年よりスタートした比較的新しめなブランドである。

これを知ったきっかけはTwitterだ。とある服垢の方がパンツを着用した写真を載せており、それが当時の自分が求めていたシルエットのものだった。SSENSEにて同じものを購入した。サイズが不安だったが、問題なく着用できている。シルエット、質感、色味のすべてが自分好みでそこから一気に虜になった。最近だとTRAVIS SCOTTがジップフーディーを着用していた。

いわゆるテック系の雰囲気があるが、独特のディティールや雰囲気のあるアイテムが多い。モノトーンやアースカラーのものが多く自分好みだ。服が好きな人の間でも、現時点ではそこまでの知名度はなさそうだ。こちらも価格帯は高めだが、今後も集めていきたい。

 

最後にWILLY CHAVARRIAというブランドについて。

ゆったりとしたシルエットのアイテムが多い。ただ、それらはありがちな物でなく、着丈と身幅のバランス、アームのボリューム、デザイン等のどれもが独特でWILLYならではの物となっている。ストリートテイストのアイテムが多いが、コレクションはドレステイストの物もあり、その振り幅の広さが好きな理由の1つだ。

刺さる人が多そうなブランドだが、服好きの中でもWILLYを着用している人をほぼ見かけない。YEやTRAVISASAP ROCKYも着用しており、ブランドのイベントにはJOEY BADASSやその他有名セレブが参加している。また、KENDRICK LAMARにライブ衣装を提供している。恐らく特注品だ。ファッションに定評のある著名人の着用はブランド価値を図る指標の1つだと私は考えている。

私自身HIPHOPが好きであるため、ラッパーの着用がWILLYを知るきっかけとなった。そこからインスタ、オンラインショップ、コレクションをチェックし、「こんなかっこいいブランドがあったのか!」と衝撃を受けた。1着ジャケットを持っているがかなりお気に入りだ。

 

ファッションについて長々と書いているうちに2000字を超えてしまった。詰まることなく書ききれたため、自分の服に対する熱量を再確認できた。むしろ書き足りないぐらいだが、一旦ここまでにしておこう。

 

では、また。