心の備忘録

普段考えていることの記録です!

「やらないと決めた事」をやらないでい続ける難しさ

何か新しいことを始めたい。

生きていく上で誰しもが抱く欲求だ。

そして習慣化を試みるが挫折する。

大抵の人間がこんな経験をしているのではないだろうか。

私は以前、「やると決めた事をやり続ける事」が大きな壁だと捉えていた。

だがそれは半分正解で半分間違い。

「やらないと決めた事をやらないでい続ける事」の方が遥かに難しいのだ。

 

私は1年前と比べて生活習慣ががらりと変わった。

朝には起きれるようになったし、食事にも気を遣い、筋トレ・読書・ブログを始めた。

以前は、休みの日は昼に置き、栄養を考えずに食事をし、自分のためになる活動を何もしてなかった。

「やると決めた事の習慣化」は成功しているのだ。

しかし、「やらないと決めた事の習慣化」は未だに失敗を繰り返している。

自慰、二度寝、目的もなくスマホを触ることである。

1年前と比べたらそれをしてしまう頻度は減ったが、

完全に自己規律を持つことは難しく、自分を甘やかしてしまう。

本当はこれらに費やす時間、労力をもっと他のことに使うべきなのだ。

 

これら3つの失敗してしまうことについて、

自戒を込めて私の考えを述べていく。

 

まず、自慰について。

インターネットポルノが及ぼす危険性を理解しておかねばならない。

行為そのものよりもポルノが人に悪影響なのだ。

なんの苦労もせずにドーパミンを分泌させることがよくない。

快楽を得たいならそのための努力ができる人間にならなくてはならない。

脳に甘えた刺激を与え続けてしまうと人間はそれに慣れ、努力できないメンタリティが形成されてしまう。

大袈裟に考えすぎだと思う人もいるかもしれないが、何も考えずドーパミンを出し続けるよりは、危機感を持って自己規律を守る方が遥かに良い。

そのほうが魅力的な人間になれるし、自分ルールを守ることで自信にも繋がる。

実際に挑戦中だが、目覚めが良くなったし、他のことにも時間を使える。

こういった少しずつの変化を甘く見ず、積み上げていくことで人間は大きく変われる。

そう信じて努力する方が楽しく人生を過ごせるだろう。

性欲を満たしたいならポルノを見るのではなく、異性から素敵な人だと思われるような努力をしていくべきだ。

手軽な快楽の誘惑に負けそうになった時は、上記のことを自分に言い聞かせよう。

忍耐力を鍛えるトレーニングだ。

 

次は二度寝について。

せっかく朝起きれているのにこれをしてしまうと意味がない。

二度寝でしか得られない気持ちよさに負けてついつい寝てしまう。

たまにする分にはいいが、毎日は駄目だ。

朝スッキリと目覚め、スムーズに活動を始めることができたらとても気分がいい。

今日も一日頑張ろうと思える。

目先の快楽を満たすのではなく、自分が本当に満足できることを追い求める姿勢を持とう。

苦労のない快楽は、その一瞬気分がいいかもしれないが、心の底から満足を得られる訳ではない。

「本質的な幸せ」に苦労は付き物だ。

小さな自己規律を守り続けることでそれは成長し、大きなものになる。

それに比例して自信が付き、いろんなことに挑戦しようとするメンタリティが出来上がる。

「こんなことしても人は変わらないだろうな」と思ってしまうような小さな経験の積み重ねが人を変えるのだ。

 

最後に目的のないスマホの使用について。

現代人を悩ませる最大の敵である。

特にSNSと動画コンテンツ。

少しだけ見るつもりが、気付けば数時間経っていたという経験を誰しもがしているだろう。

数時間も情報を頭に入れ続けているのに得られるものは何もない。

次に日になればその日SNSや動画で得た情報など綺麗さっぱり忘れている。

目的もなくスマホを触ることは時間の無駄でしかない。

これもインターネットポルノと同じで、ドーパミンが放出される。

スマホの中のコンテンツは脳の仕組みに訴えかけてくるシステムになっており、意思の力だけでは太刀打ちできない。

だからアプリを消すなどして強制的に見られないようにする習慣を自分で作らなければならない。

私はXを削除したが、今までXに使っていた時間を他の有意義なことに使えているし、精神的に良い効果も実感している。

自分の人生を生きるために、不要な情報は取り入れないようにすることが大切なのだ。

 

私自身が何度も失敗してしまう「やらないと決めた事をやらないでい続ける事」について、自分への喝も込めて考えを述べた。

忍耐が切れそうになった時はこのブログを読み返し、少しづつ自己規律を育てていこうと思う。

何事も挑戦からすべては始まる。